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あれも、これも、それも、どれでも...初めてだからおもしろい

いい靴見つけたから命を吹き込んで見る。

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古着屋さんをうろちょろするのも好きです。

もちろん目当ては素敵な靴だけ。

服なんか一切見ないです。残念ながら。

で、たまたま見つけたいい靴があったので買っちゃいました。

今日は、この革靴をシューシャインまでしっかりケアしてみたいと思います。

 

 

 

 

 

靴の紹介

買ってきたこの革靴ですが、

ストレートチップキャップトゥオックスフォードです。

トゥは長めに設計されていますが、シェイプな仕上がりの靴ですね。

靴紐を締める部分に施されたステッチ(スワンネック)が最大の特徴の

内羽根の一番フォーマルな靴です。

しかし、これをこのまま履くことはほぼ皆無です。

ケアしましょう。

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ブラッシング

まず、ほこりがかぶっていますので馬毛のブラシでブラッシングします。

細かいステッチの部分やウェルトとアッパーのつなぎ目など溜まっている

ほこりを綺麗にかき出します。

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クリーナー

次に、クリーナーです。

人間でいう洗顔、クレンジングです。

2種類使います。

右側はブリフトアッシュザ・クリーナー

こちらは強力なタイプで、化粧落としのような感じですね。

古くなったクリームやポリッシュなどしっかり落としてくれます。

左はモブレイソフトタイプ

表面に残った汚れを落としつつ、程よい水分を革に吸収してくれます。

まさに、洗顔って感じです。

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まずは、ザ・クリーナーでしっかり汚れを落とします。

人差し指と中指で巻きつけた布に染み込ませて拭いていくのですが、

だいたい、3回ほど靴全体を拭いていきます。

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 次に、ソフトタイプのクリーナーで汚れを落とします。

先ほどの強力なクリーナーで浮いた汚れを拭き取る効果と、

水溶性のクリーナーの有効成分を革に入れていきます。

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しっかり汚れが拭き取られ、すっぴんになった状態です。

クリーナーを使うと革のどの部分にシワがあるかでこの靴を履いていた人の

足の癖がわかったりもします。

このシワの部分は特にケアが必要です。

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シュークリーム

次に、シュークリームです。

お菓子では、ないですよ。w

油分とロウを含んだ革専用のケアクリームです。

 

左側はブリフトアッシュザ・クリーム

これは、油分と水分を多く含んでいます。

人間の化粧品でいう化粧水です。

革に油分と水分を含ませしっとりもっちりとした仕上がりになります。

まずは、これを満遍なくしっかり塗り込んでいきます。

次に右側のホーキンスプレミアム

こちらは、硬めに作られていてロウ成分が多いです。

ブーツとかにはよく使われるクリームです。

人間の化粧品でいうと乳液です。

かなり乾いていた状態だったので、しっとりさせた革にロウ成分もしっかり

入れていくために2種類使います。

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ブラッシング(二回目)

クリームは、ただ塗るだけではダメです。

次にしっかりとブラシでマッサージしていきます。

この時使うブラシは、毛にコシのある豚毛のブラシ

革のシワや細かい隙間などに栄養を行き渡らせるように意識して

マッサージしていきます。

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左側がクリーム・ブラッシングされた革です。

革の細かい目が埋まり水分油分を閉じ込めて少しツヤが出てきました。

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次に、ネル生地でブラッシングした革を拭いていきます。

目の細かいネル生地で余分に残ったクリームを拭き取り

さらにツヤを出していきます。

この作業がかなり重要です。

表面に残ったクリームをそのままにすると、クリームの表面が乾いた時に

シワの部分が割れやすくなったり、馴染みが悪くなります。

クリームを塗る際は絶対にこの乾拭きをお勧めします。

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全体を拭いてみました。

ツヤツヤで、モチっとした感触です。

この感触になると、履いた時のフィット感や柔らかさが全然違います。

クリームはあくまでも中身のケアです。

見た目だけ良いだけではダメなんですよね。

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ポリッシュ 

次に、ポリッシュです。

クリームでしっかりケアした革に化粧を施していきます。

化粧といっても色を塗るわけではなく、ワックスで

鏡面磨き、つまり、つま先のトゥキャップを鏡のように光らせます

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ネル生地に適度な水分とワックスをとります。

つま先に少しずつ塗りワックスを表面にのせていくような感覚で、 

素早く優しく磨いていきます。

この工程も職人によってやり方は様々ですが、、、

正直、画像では伝わりませんね。。。

実際にやっているところを見た方が早いです。

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 片方だけ鏡面にしてみました。

比較するとやっぱり全然ちがいますね。

この鏡面磨きをしている革靴しか僕は履きません。

鏡面磨きのされていない革靴なんて、、、

って思っちゃいます。w

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完成!! 

出来上がりです。

しっかりいい黒が出てます。

早くこれを履いてお出かけしたいですね。

あてもなく、ただ、どこかへ出かける感じで出かけたい!

 

靴磨きは技術もそうですが、やはり素晴らしい道具によるところも

大きいです。特にクリームは大事です!

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まとめ

革靴の革とは、もうすでに鞣されて死んでいるもので生きてはいませんが、

もともと生きていた動物の皮です。

毛穴があり、血管があったのです。

そして、独特のシワが出ます。

 

靴磨きをしていてよく思うのは、ケアすることが大事。

本当に人間の肌と変わらない感覚です。

僕の中で、仕事で働いてクタクタになった女性がそのイメージです。

夜遅くまで頑張って働き、家に帰ったら化粧落としますよね?

まず化粧落としのクレンジングをして洗顔をして

化粧水をつけてなじませマッサージして、乳液で保湿して整えて、

シューシャインポリッシュで光らせ、また化粧を施してあげる。

また紹介しますが、僕も愛用しているブリフトアッシュのクリームも

化粧品会社との共同開発で実現したもので、色の入っていない

ナチュラルクエリームはもはや人間の肌にも使えるレベルです。

革靴にこだわるといくらでもあるんですが、今日は

基本的なケアのやり方を記事にしてみました。

 

 

おしまい。